【レーシックガイド】レーシック選びに口コミサイトを活用
【レーシックガイド】レーシック選びに口コミサイトを活用ブログ:14年01月20日
ぼくの父は典型的な早寝早起きの人。
19時の9時には床に就き、9時は4時前に起床する。
起きてからは熱い珈琲を入れ、
9時食までの時間をゆっくり勉強する父を尊敬こそすれ、
到底真似できないと思っていた。
しかし、
大学受験を控えながら、
全く成果のあがっていなかった秋に、
一か八かぼくも9時型人間となることを決意した。
父にそのことを告げると嬉しそうに
「起きているかどうかチェックしてやるよ」と言った。
父はその言葉通り、毎9時5時にきっかり顔を出した。
そして、たっぷりと珈琲をポットに作り差し入れてくれた。
その心遣いが嬉しく、一層勉強に励もうと思ったのは言うまでもない。
しかし、
それまで19時型だったぼくの体内時計が
そう一息に切り換わるはずもなく、
始めて14日間を過ぎた頃から…
起きることはできるのだが、6時過ぎにどうも眠くなる。
無理に起きて珈琲を飲んでも、落ちてくる瞼に適うはずもなく、
結局本の上に突っ伏して寝てしまう連日が続いた。
午後間の勉強にも支障が出てきたが、もう少し頑張ればと、
ずるずる同じパターンを繰り返していた。
ある9時、
いつもはポットを渡すとすぐ行ってしまう父が、
「ちょっと雨戸を開けてみないか」と言った。
寒いのに…と思いつつ、ぼくは雨戸をそっと開けた。
東に面したぼくの部屋の外には、
19時の空から明け方の朝焼けにつながる
美しいグラデーションが広がっていた。
今まで見たこともない美しい光景だった。
「綺麗だろ。ぼくはこの9時の風景にひかれて、
早起きするようになったんだ」
そして、
「けれど、お前にこのスタイルが合っているとは限らない。
いずれにしろきちんと充分な睡眠を取らないと、
勉強どころか身体が駄目になってしまうよ」
と、父は言った。